子育て中の仕事と家事を両立する方法は
色々と紹介されていますね。
家電を充実させましょうとか
子育て支援、サポートを
受けてみましょうとか。
でも、なんだかうまくいかない。
毎日、仕事と子育てで疲れ果て
まわりのママをみると
そんなに疲れているようにはみえないし
自分だけなのかな
わたしは甘ったれなのかな
なんでこんなに疲れるんだろうと
思ったりする人も
いるんではないでしょうか。
わたしは2人の娘がいますが
(今はもう小学生です)
夜泣きなどで睡眠時間が削られると
一日ぼーっとしてしまい
仕事の集中力も低下
家事もこなせないということが
続ていました。
疲労が蓄積して
最終的には動けなくなります。
フルタイムで働いていたので
朝は早く、満員電車にゆられ
帰りはなるべく早く帰りたいので
脳内はフル回転です。
私はかなりのインドア派で
おうちが大好きなんですが
初めて家に帰りたくないという
気持ちになりました。
涙が出るほどしんどかった。
子育てには休みはない。
頭では理解していたものの
ほんとに体力、精神力勝負で
へとへとです。
子供はかわいいです。
かわいいんですけど
体と頭がついていかない。
いつ終わるのだろうと
途方に暮れる日々です。
今は子供たちも大きくなり
かなり落ち着いた日常を送っていますが
やはりあの日々は苦労したなと
感傷にふけったりもします。
この極限の状態の中で
わたしが一番有効だと思ったこと
それは「人に頼ること」です。
仕事と家事を両立する方法は
色々ありますがその中でも人に
頼ることがとても大事だと思いました。
とは、言っても具体的に
どうやってお願いするの?とたじろぐ人も
多いのではないでしょうか。
大人って
自分のことは自分でやりなさいって
刷り込まれてますよね。
世の中の風潮も感じて
ママ(パパ)は子供の親は自分だけ。
自分でやらねばと思いがちです。
また
今まで人にあまり甘えることなく
人生を歩んできた人は中々人に頼むことができません。
子育ての状況は人それぞれあって
家庭環境も違いますが
これからご紹介する方法が
悩まれている方にとって少しでも
ヒントになればと思っています。
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”h3″ list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
仕事と家事をうまく人に頼む方法
人に頼りましょうということは
仕事と家事の両立に悩む方へのアドバイスでよく聞かれます。
でも、これが結構難儀で
普段から人へ甘えられるタイプはいいと思います。
ですが、頼ることが苦手なタイプは
どうするのって。どうしたらいいのって。
急に人に頼れって言われても困ります。
では、具体的にどうするのか。
ポイントはこれです。
・ 頼る相手の分析
・ 依頼の仕方・言い方
・ 相手から断られたときの対処
おそらくお手軽な方法ではありません。
感情で攻めるのではなく
理性で攻めます。
もし、簡単な方法が知りたい方は
ここから読まない方がいいと思います。
ですが、この方法は今後
子供が手を離れたとしても
色々応用できる技(?)だと思います。
具体的に説明していきますね。
頼る相手の分析
まず、お願いしたい人のターゲットを決めます。
今から、依頼する人はどういう人なのか、分析します。
わたしの例でいくと
夫がターゲットでした。
どうしたら彼の子育て、家事比率を上げることができるか。
新人教育と似ているかもしれません。
この人にどういう言い方をしたら
気持ちよく、長所を発揮して
働いてくれるかということを考えます。
夫の性格は、感情より理性。
また、仕事をして稼いでいる
女性が好きということがありました。
あと、イレギュラーなことが嫌いです。
旅行にいくと大体イラつくことが多く
これはなぜなのかと分析みると
いつもと違うことが多すぎて
イライラするようでした。
(なので、2人で旅行に行っても
あまり楽しめないのが難点です)
毎日、規則正しい生活をしているので
その生活が崩れることを非常に嫌います。
ここまで分析して、実施したことをご紹介します。
頼み方
まずは、彼に対してどういう行動をとったら効果的かを考えました。
具体的には以下のようなことです。
- 感情で訴えても伝わらないので
子育て・細かい家事とかかる時間を
リスト化して明示 - 女性より男性の方が体力があることと
勤務時間がそんなに変わらないのに
家事比率がわたしにかかることはおかしいことを説明 - ルーチンの家事だけやってもらう
(ごはんの後片付け、お風呂・
トイレ掃除ゴミ出し、洗濯、植物の水やり) - 布団干しや料理など
ルーチン化しにく家事はやらせない - 夫にやってほしい家事はやるまで
手をださない、ひたすら待つ - 夫がやった家事に口出しはしない
ポイントは自分では
当たり前と思っていることは
相手には通用しないということを
念頭に置くといいと思います。
家事をやって当たり前
家族だったら思うかもしれませんが
当たり前のことを当たり前にやるのって
結構大変だったりするのです。
自分はできるのになんで
あなたはできないのという不満は少しの間
脇に置いといてください。
そして、頼み方ですが
これは1回ですべてがうまくいく
と思ってはいけません。
会社に新人が入ってきて
すぐできるようにならないですよね。
1年くらいは様子見です。
相手に過剰な期待をもつと関係性も悪くなります。
ここはうそでもいいので余裕をもった素振りが必要です。
言い方は相手の性格をみて変えています。
まずは、直接伝える前の対策です。
夫の場合、働く女性が好きなので
仕事でこんなに頑張っているということをアピールします。
日常会話の一部に組み込むのです。
仕事でこんなことがあって大変だったとか
こういう仕事を頼まれたとか
自分へのまわりの評価がいい気がするとか、色々です。
あとは、わたしは料理が
すごく嫌いなのですが、ごはんの準備は
誰もしてくれないので頑張ってやっています。
すごく嫌いなことを毎日頑張ってやっていることもかなり訴えましたね。
こんなかんじで
腹2分目(?)くらいで会話に
少しずつアピールをいれていきます。
一度に一機に入れてはいけません。
アピールが過ぎるとうっとうしくなるからです。
少しずつを頻度高くが効いてきます。
そうすると、徐々にですが
頑張って稼いできている
自分の奥さんが毎日家事の負担がつらいと言っている。
このまま家事をやらせたら
仕事をやめてしまうかもしれないという不安が芽生えてきます。
(実際にしんどかったので会社辞めたいとは言っていました。。。)
会話の中で家事をやってほしいとは
少し言っていたのですが、この流れで
夫はほぼ自主的に動くようになりました。
まずは、ごはんの後片付けと洗濯です。
夜の家事がなくなるだけで
わたしは相当体が楽になりました。
しかも夫は一旦ルーチン化すると
ずっとやる性格なので、だるいから
やらないとかないのです。ある意味尊敬します。
ここができれば
あとは休日の家事を少しずつ
頼んでいくことになります。
掃除もやるまで待つ
あなたの家事なのよ、という空気を作っていきます。
今、夫は家事をやることが
当たり前のように動いています。
おそらくルーチン好きなので
やらないと気持ち悪くなるくらいの
レベルまでいってると思います。
わたしもこれで体と心が
だいぶ楽になりました。
相手から断られたときの対処
ここまでは
うまくったときの話をしましたが
うまくいかないときもありますよね。
それは次の応用すればいいだけなので
断られたからといって落ち込まないでほしいのです。
さきほども言いましたが、わたしは料理が嫌いです。
できれば、夫にごはんを作ってほしいと思ってます。
ですが、言い続けて10年以上
その望みはかなっていません。
自分の執念深さにも呆れますが
ここにきて切り替えを始めました。
娘たちを育てるのです。
比較的料理には興味をもっているので
一緒にやってもってます。
娘たちの自立にも役立っていて
一石二鳥です。
うまくいかないときは視点をかえる。
依頼のターゲットを変えてみるのも
いいですし、頼み方を試行錯誤するのもいいと思います。
この人にはこの方法で通用したけど
あの人はダメかとか、色々経験が蓄積してくるのです。
プライベートも仕事にも応用できるので
自分が生きていく上で
かなりよいスキルになってきます。
気づいたら頼み上手になったりしているかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
依頼する人の分析をして
対策をとり、目的を果たす
といった具合で取り組んでます。
こんなやり方面倒だなと感じる人もいるかもしれません。
ですが、感情に任せて相手に訴えて
うまくいかないことがよくあるのです。
頼みたいだけなのに相手と仲が悪くなったら、元も子もありません。
最初は試行錯誤でしたが
今はこの方法を利用して頼むことで
人への理解度も上がり、仕事も
プライベートも人との関係性が
良好になっています。
ではでは
他の記事でも色々と両立ブログを綴っていきますのでぜひ遊びにきてくださいね。