結婚して、家事して、フルタイム勤務。体力、メンタルが持たない。。。
結婚を考えているけど、フルタイムでやっていける自信がない。。。
結婚して幸せな生活をおくるはずなのに不安がよぎります。
フルタイム勤務を辞めるべきなのか
でも、収入が減って生活レベルを下げたくないし、堂々巡りループにはまっていきます。
結論からいうと、時短勤務や給料が下がる働き方に変更するよりはフルタイム勤務をおすすめします。
わたしは、新卒で入社して結婚、子供を2人出産しましたが、15年フルタイム勤務をしてきました。
https://lifeworkstokyo.com/profile子育てしてたりすると環境的に不可能な方もいると思いますが、やれる方はやった方がいいというのが15年フルタイム勤務していた者からの結論です。
キャリアとお金はやはり生きてく上で大事。
でも、不安ですよね。本当にできるの?って。具体的にどうしたらいいか分からない。
15年フルタイム勤務を続けてきた対策をこれからお話します。
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結婚後のフルタイム勤務がきつい理由
まずは、なぜフルタイム勤務がきついと思うのか
「家事と仕事の両立ができない」
というところに悩みをもつ人が多いのではないでしょうか。
このポイントを細分化すると
- 帰宅後、疲れ切って家事ができない
- 旦那さんがほとんど家事をやらない
- 帰宅が遅すぎて家にいる時間が少ない
- 休日に溜まった家事をして夫婦の時間がとれない
ご夫婦によって働く形態も違いますし、収入や環境も異なります。
一概に、仕事と家事を両立するにはこの方法がよいでしょうということは言えませんが、考え方のポイントがあります。
家事負担を減らすためには時短家電を買ったり、家事代行を頼んだり、今は色々と便利な方法がありますよね。
金額の面は気になりますが利用できるのであれば、利用する方がよいです。
テクニック的なことはご家庭に合ったものを選択していただき、取り入れていく。それに尽きます。
そして、ここからはそのテクニックを使う上での考え方に重点をおいて説明しますね。
仕事と家事を両立する上での考え方
まず、仕事と家事って常にクオリティ高くやらないといけないのかという疑問です。
海外と比較するとわかりやすいのですが日本人って丁寧で心遣いが細やかで完璧主義な方が多い。
結婚したら、朝食、夕食はちゃんと作ろうとか、毎日掃除をしようとか
仕事でも、丁寧なメール文を作成したり、後輩の世話をやいたり。
あの人はここまでやってるから自分もやらなきゃと、自分が自分に課せていることが多いのです。
子供のころから大人に言われてきたこと、世間の常識として刷り込まれていることがたくさんあります。
この呪縛をそぎ落とすことから始めます。
実際にわたしがやったことを例にすると、「朝食をつくる」という呪縛からの解放でした。
わたしの母は毎日栄養満点なお味噌汁を作ってくれていました。
結婚したら作るものだと自然と思っていた、思い込んでいたのです。
結婚後、旦那さんに朝食がどんなに大事なものかを説き、忙しい朝の時間にご飯を作って、2人で食べ、片付け。
。。。続きませんでした。
そもそもわたしは朝が弱いのに無理してやってましたし、旦那さんは朝食を食べると逆に調子が狂うようでそれなら食べない方がいいという結論に達したのです。
朝ごはんは絶対必要という思い込み
それで体調が悪くなっては元も子もありません。
朝食作りを辞めると、寝る時間が増え朝から料理をしないといけないという呪縛から解放されました。
仕事もそうです。
常に丁寧にやったとして給料が上がったり、自分のモチベーションが上がるなら別ですが、実際はどうでしょうか。
会社は生産性も求めているのですべて丁寧にやったとして、それは生産性が低い社員とみなされる場合だってあります。
ポイントを絞って、ここぞというところで力を発揮する。めりはりが必要です。
参考までに、わたしがいままでそぎ落とした家事をご紹介します。
- 掃除は毎日やらない、週に1~2回
- 平日の台所滞在時間は15分、休日は1時間
- デリバリー、外食を活用して料理する時間を減らす
- 洗濯は旦那さんがやるまで、ひたすら待つ(実際は1日1回やってくれてます)
- お風呂掃除は最後に入った人がやるというルールにしたので、早めに入ります。結果、旦那さんがやっています。
- ふとんは乾燥機を利用して、外に干さない
- 買い物はほとんどネットショッピング
- アイロンをかけるような服は買わない などなど
家事の中で一番時間がかかるのは料理だと思います。
ちなみに私は料理が大大大嫌いです。泣きながら台所に立っていたこともあります。(どんだけ。。。)
メニューを考えて、買い物して、作ってとかなり時間を要する行為です。
惣菜は活用しつつ、時短料理を繰り返しています。それすらできないときはデリバリーと外食です。
このためにフルタイム勤務で稼いでいるといっても過言ではありません。
ポイントは「こだわりを捨てる」こと
ここで、そぎ落とすときの一番のポイントですが、ずばり「こだわりを捨てること」につきます。
例えば、麦茶つくるのもお湯からじゃなくて水出しでもいいし、お風呂洗うのもゴシゴシしないで洗剤吹きかけて放置するタイプもあります。
ごはんだってテーブルにフライパンごと出して洗い物減らしてもいいし、掃除は週1にする。ホコリが溜まっても死にはしません。
結婚生活=夫婦2人の生活
もし旦那さんに文句を言われるのであれば、ここからは交渉です。
結婚生活は一人ではなく、二人でやるものです。
そもそもどちらか一人が家事をやるなんてことはおかしいのです。
ここでおすすめは家事のリスト化。いわゆる見える化です。
布団のシーツを洗うとか、資源ごみを捨てるとか、日用品を買うとか、とにかく1分でも時間がかかっていることはリスト化します。
そうするとお互いなんの家事をやっているかが見えてくる。
家事のリスト化については、働き方変革のプロでもある(株)ワーク・ライフバランス代表取締役の小室淑恵さんとNPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんの二人が書かれた書籍がとても参考になります。
書籍の中でリストの表も提示されていて、作成に役立ちます。
旦那さんにいうときは、つい不満気に言ってしまいそうですがここは交渉の場です。
仕事と思ってやってみましょう。
仕事のパートナーと業務割り振りの打合せをするとでも思っておいた方が気が楽です。
仕事のときって、相手の状況とか業務効率とか、得意不得意を考えて決めますよね。
それは会社の生産性を上げるため、利益を上げるためです。
その考え方を家庭にも取り入れます。家庭の生産性、幸福度を上げるために話し合うのです。
この趣旨さえ共有できれば、あとはどこが大変なのか、家電や家事代行の導入をした方がよいのかまで、話し合いを進めていきます。
ここまで相談して一緒に考えてくれない旦那さんなのであれば、この先一緒にやっていける自信がないということで、他の信頼のおける人に介入してもらって話をしてもわたしはいいと思います。
結婚生活って、夫婦の生活ですよね?
二人で一緒に幸せになりたくてするものです。
そもそも一人で悩むものでもない。
ここはしっかり、二人で考えることで絆も強くなりますし、二人で乗り越えるとパートナーとしての信頼関係もよいものになっていきます。
はじめはこわいかもしれませんが、二人の大切な結婚生活のためには乗り越えなければいけないところです。
まとめ
結婚して、夫婦二人の生活はとても大切なかけがえのないものです。
ひとりで悩まず、夫婦で考える。負担は極力は減らす。
フルタイム勤務がきついと思っている方は一度、自分にとって何が大切だったか考えてみることをおすすめします。
ではでは、他でも両立についてかいているので、ぜひ遊びにきてくださいね。