仕事、結婚、育児など、女性は若いうちから選択の分岐点が多いと思います。
人生の選択のタイミングで悩んだとき、職場に目指すロールモデルがいればいいのにと考えたりするのではないでしょうか。
わたしも今でこそ、仕事、結婚、育児とやっていますが、結婚を決めた当時は職場にロールモデルとなる先輩はいませんでした。
出産したら仕事を辞めるというのが、暗黙のルールとなっており、それでも続けた先輩は数人しましたが、年齢が20歳くらい上で身近に感じられる存在ではありません。
子供を産んでも働きやすい職場に転職した方がよいのか、結構悩みましたね。
転職しても、やはり職場の雰囲気は働いてみないと分かりません。ある意味賭けになります。
真似できる、目指すべきロールモデルの先輩がいない職場だと、不安になる気持ちよくわかります。
結婚・育児をしていても、バリキャリの女性は自分とはちょっと違うなとか、逆に出産を機にフォロー業務にあたっている先輩をみると、わたしはもっと裁量をもって働きたいと思ったり。
前には誰も目指す人がいないとこのまま進んでいいのか不安になりますよね。
ここでは、ロールモデルがいない不安からどう行動したか、紹介していきたいと思います。
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ロールモデルがいなくて不安に思う理由
いきなり結論をいいますが、ロールモデルがいなくて不安になる背景には自分に対する自信のなさがあるだと思っています。
ロールモデルがいなくて不安
=自分の思い描く将来像が
叶えられないという不安
=自分にはできないんじゃないか
という不安
ロールモデルがいないんだったら、自分がなればいいじゃないかという鼓舞のようなアドバイスもしそうになりがちですが、わたしはしません。
自信のない人にプレッシャーになるようなアドバイスをしても効果的だと思わないからです。
ロールモデルがいないくて不安ということは、何かこうしたいという方向性はある状態だけど、その理想を叶えている人が近くにいないということです。
わたしも20代のうちはずーーーっとロールモデルを探していましたね。
こんなに探してもいないということは、いないのだということに時がだいぶ経ってから気づきました。
自分の理想の人なんてそうそういないのです。
例を上げると、私の理想は具体的にこんな人でした。
- バリキャリじゃないけどフルタイム勤務で充実した仕事をしている
- 出産後もイキイキと働いている
- コミュニケーション力が高く、いつも柔らかい空気を持っている
- パワハラまがいの扱いも難なくかわす
- 賢い
- 見ためがキレイ
- 言葉遣いに品がある
- 周りからの信頼があつい
。。。。
いないですよね~
こんな人、普通の会社で普通に働いているOLのまわりにはいないのです。
気づくの遅すぎました。
ロールモデル探しに何年ついやしたことか。
ちなみに、あなたの理想としている人はどんな人ですか?
ここからはロールモデルがいないことに不安を感じ、そのあとどうすればよいか、事例を紹介していきます。ぜひ、あなたの理想としている人を思い描いてから、次を読み進めてみてください。
ロールモデルがいなくて不安を感じたら
どんなに見渡しても目指すべきロールモデルがいない!
そう、いないのです。もういないのです。ロールモデル探しから脱出しましょう。
そもそも、なんでロールモデルを探してるんでしょうか。
それは自分の理想を叶えたい、その理想を手に入れている人が近くにいたら真似をして手に入れたいという心理からだと思います。
真の目的は「自分の理想を叶えたい」なのです。
これに気づけば話は早いです。
先ほど思い描いた目指すべきロールモデル=自分の理想、自分がなりたい像です。
その理想通りになるためにはどうしたらよいかということをひとつずつ行動に落としていきます。
わたしを例にすると「バリキャリじゃないけどフルタイム勤務で充実した仕事をしている」という理想がありました。
バリキャリの人はすごいなとは思うけど、気が引けるというか、自分の性格にはどうしても合わないのです。でも、アシスタント業務をやるというところまでではない、自分の裁量をもって働きたいという想いは強くありました。
でも、参考にできる人は周りにいません。
そんな中で、まずわたしがやったことはこれです。
- 本を読む
- 人のいいなと思ったところ一部分だけでも参考にする
- 続ける
はじめに「本を読む」ですが、周りに参考になる人がいないのであれば、外に目を向けるしかありません。
いわゆる自己啓発本の部類は自分と似たような悩みに関する書籍がたくさんあります。
本屋にいって、タイトルで目を引いたものは中身を数ページ読む。参考になりそうであれば購入しましょう。
書籍代がもったいないということであれば、今はメルカリなどで中古品が安く手に入ります。ぜひ活用してみてください。
わたしはというと、自分の悩みに関する書籍はかなりたくさん読みましたね。
数を読むことによって、悩んでいるは自分だけではないんだという安心感が得られたのです。
周りにはいないけど、世の中には似たような人がいるんだと。
本を読むことの予想外のメリットとして孤独からは解放されたということがあります。
つぎに「人のいいなと思ったところ一部分だけでも参考にする」ですが、全部でなくても、この人いいなと思える部分ってあると思うんです。
例えば、普段は多少ルーズな人だけど、抜群にコミュニケーション能力が高い人がいたとしたら、そのコミュニケーションスキルだけを盗むという方法です。
わたしは、よく職場のおじ様たちの意味不明な圧力やら冗談へのうまい返しが思い浮かばないことに不満を感じていました。これをうまく切り返せる人になりたいと本気で思っていたのです。
そこで、よく分からないおじ様たちにうまく対応している人を観察して、取り入れてみました。切り返しワードを記憶したり、間の取り方などもみてましたね。
そのかいあって、今は年齢が一回り以上うえの上層部の方とそこそこ対等に話せるレベルまで到達しています。
人の一部分だけ取り入れる。
いいと思ったら、とことん観察して、たくさん取り入れていきましょう。
そして、続けていきましょう。多少うまくいかなくても、いいのです。
行動する前と行動した後、どちらの自分が理想に近づいていると思いますか?
失敗したとしても、何も行動しないより、理想を追いかけて行動した方が絶対近づきます。
また、継続する手助けに、憧れの人に会いに行くという手法もあります。
本を読んでいると、憧れる作者ができたりします。
この人みたいになりたい。会ってみたい。
そんなときは、わたしはネットで検索して、セミナーや講演会の情報を手に入れて直接会いに行ったりもしました。
やっぱり、会うと違います。
自分のモチベーションが上がっていくのを感じますし、やる気が違ってくるのです。
もし憧れる人が現れたら、直接会いにいくのもおすすめです。
まとめ
職場にロールモデルがいなくて不安なときの対処法をまとめました。
不安を感じたとき、その背景に何があるのか。
ロールモデルを探しているということは、自分の中に理想が存在しているということでもあります。
そのことに気がつけば、その理想を叶えるために行動するだけです。
関連の本を読んだり、参考になる人の一部分だけでも真似をしたり。
あとは継続するのみです!
ではでは、他の記事も書いているのでぜひ遊びにきてくださいね