働きながら子育てしていると、仕事も中途半端、育児も中途半端な気がして、このままでいいのだろうかと悩むときがあります。
いっそのこと仕事を辞めて子育てに専念した方がいいのではとよぎる人もいるのではないでしょうか。
わたしもありました。
特に子供が小さいうちは体力も限界で、悩むんですよ~。疲労で頭もよく働かないし、そうなるとネガティブモード突入です。
そのネガティブモード、切り替えしてみませんか?
一旦冷静になってみて、深呼吸です。
こういうときは、呼吸が浅くなっていることがよくあるので、まずはいっぱい空気をはいて、いっぱい吸ってみてください。落ち着きましょう。
ではでは、準備が整ったところで、仕事と育児も中途半端だと感じたときの悩みを解決する考え方についてご紹介していきますね。
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本当に仕事も育児も中途半端なのか、視点を変えてみる
仕事と育児、本当に中途半端なのでしょうか。一回自分を振り返ってみてください。
子供が熱を出して、仕事を休まなくてはいけなくなったり、残業ができないから以前より丁寧にできなかったり、時間の融通がきかないので中々フレキシブルに動けないなど、悩みは様々です。
では、子供がいなかったら?
今の生産性のレベルで仕事はできたでしょうか。わたしは難しいと思います。なるべく短い時間で仕事をやるという意識レベルが他の人とは圧倒的に違います。
今は短い時間で効果のある働き方が求められている時代です。生産性の高い社員は評価されます。現時点で仕事をこなすので精一杯で生産性があまり高くなかったとしても、数年後には役に立つはずです。
なんせ、こっちは必死です。必死レベルが違いますから。早く帰宅することへの想いはそこいらの人には負けてないはずです。
必死にやったことって、後々効果があらわれてきます。
必死にやって、必死にやって、無我夢中でやったことって、その期間が終わったときに体に染みついて自信になってたりします。
今のわたしがそうです。子供が小さいときは仕事への気持ちが以前より半分になってしまい、モヤモヤしている期間がありました。
それでも、続けてみたら、軽くなる瞬間がきたのです。子供が成長してくると、自分に余裕が出てきて、そうなると仕事もいい仕事ができてくるんですね。
子供の幼少期が正念場ですが、この時期に自暴自棄になって、勢いで仕事を辞めてしまうのはもったいないなと思います。
では、自暴自棄にならないようにするためにはどうしたらよいか、対処法をご紹介します。
仕事が中途半端だと感じるときの対処法
育児に追われ、体力も限界。
以前できたことができなくなったり、突然の保育園からの呼び出しで急遽仕事のスケジュールが変更になったり、中途半端さを感じます。
子供の都合は読めません。どんなに先回りしても、風邪をひくときはひくし、時間管理はあってないようなものです。
時間もない、体力もない、その中で心がけていたことは「ひとつの仕事に気持ちを込める」という方法です。
時間がなくても、体力がなくても、気持ちを込めるということは意識すればできます。
そんなの自己満じゃない?と思う方もいるかもしれませんが、これが結構あとから響いてくるんです。
例えば、電話で話すときには意識して、相手に明るい気持ちになってもらえるようにトーンをあげたりします。わたしは、何も意識しないと機嫌が悪いように聞こえてしまうみたいなので(泣、通常の2倍くらいトーンをあげてますね。
また、淡々と仕事の話だけするのではなく、雑談を10秒入れる。
「お久しぶりです。お元気でしたか。」とか「いつも忙しそうですね~」とか「今日、寒いですね~」とか。相手のこころがほぐれて、自分も同時にほぐれたりします。
メールするときも、単純作業的なものは別ですが、これはと思った仕事は一文気持ちを加えてみる。込めてみる。印象よくがポイントです。
少しずつ気持ちを入れてみる。
そうすると、どうなるか。はっきりいって、すぐには効果はでませんが、徐々に仕事の空気がかわってきます。これでもいいのかもと思えてくる日がきます。
仕事の生産性は変わらなくても、気持ちのやりとりが充実してくると心の満足感が出てくるんですね。
数年すると、子供はいつの間にか成長し、手がかからなくなります。
そのとき、この心を込めたということが響いてくるのです。あなたと仕事をやりたいと言ってくれる人があらわれたり。
フリーランスでやっていても、仕事は結局のところ、人とつながってやるものです。誰かからお金をもらって収入を得る、誰かから仕事を依頼されて労働する。
今はつらい時期かもしれませんが、気持ちを込めることを意識することで状況が徐々に変わってくると思います。
育児が中途半端だと感じるときの対処法
仕事から帰ってきたら、少なくとも夕飯とお風呂が待ち構えてます。
子供が小さいうちは、大変で大変で。
うちは、娘2人ですが、泣きながらお風呂に入ったことも1度や2度ではありません。「入りたくない」と「入りなさい」の攻防戦です。思い出すだけで涙が出ます(苦笑
そんなことをしていると、まともにごはんなんて作れないし、寝る時間も迫ってきます。
毎日毎日、家事のレベルがどんどん、どんどん下がっていきます。
思い描いていたママ像と違う。。。できてない自分。攻めたくなる気持ちもよく分かります。
仕事の対処法でも触れましたが、時間がないというところは共通です。ここでも、気持ちを込めるをやってみましょう。
これは仕事より意識してやる必要があります。家族のことになると多少許してもらえるのではという気持ちがあるので、意識レベルを上げてみてください。
わたしがやってて効果があり、ぜひお勧めしたいのは、「ハグ&好きのメッセージ」です。
1分でできます。1日3回やっても3分です。
子供は親にめちゃめちゃ好かれたいと思っています。忙しくしている親をみるとなんでこっちみてくれないのってなるんです。さみしいんです。
でも、時間がなくて、いつもべったりはできません。
そんなとき、ムギューっとハグ、「すき~」といいます。
ちゃんと言葉にすることが重要です。毎日言うと、子供たちのこころが安定してくるんですね。ママは忙しそうにしてるけど、大好きに思ってくれてるってことが伝わるんです。
たまに、ごはんを作っていると足にまとわりついてくることもありますが、そんなときもハグです。野菜切ってるときでもハグです。
ここで「ジャマだからどいて」というと子供はかなしくなり、繰り返していると子供がわがままになったりしてきます。
ごはん作ってるのを中断する大変さもよく分かります。よくわかりますが、ぜひ試してみてほしいです。ハグは気持ちの安定に効果てきめんです。
わたしは習慣化しすぎて、自分から求めにいって、子供がしょうがないな~やってあげるよレベルまで到達しました。好きな気持ちが十分伝わっているので、わたしが忙しそうにしててもさみしさは感じないそうです。(娘たち談)
育児というと衣食住やしつけに目がいきますが、現時点では中途半端でいいとわたしは思います。要は、子供が大人になったときに一人で過ごせるようになっていたらいいのです。まだまだ先は長いです。それよりも自分は生まれてきてよかったんだと子供に思ってもらうことが重要だと思っています。
いわゆる自己肯定感と言われているものですが、これがある子とない子ではその先の人生がまるで違います。自分をしっかり肯定して生きるということは自立にもつながります。
子供の自己肯定感は親の影響がかなり大きいです。親に好かれていたら肯定感が増します。
親がどんなに子供のことを思っていても、思っているだけでは伝わりません。行動と言葉でぜひ伝えてみてくれたらうれしいです。
まとめ
子育てしながら仕事していると、中途半端な気がしてしまうときあります。以前のようには働けないのが現実です。
こう感じた時は、いいきっかけだと思っています。今までみていた視点を変えられるときでもあります。人としての幅も広がってきます。
そんなこと考えている余裕もないかもしれませんが、自分で視点を変えて行動することで少しでもしんどい気持ちが和らげばいいなとわたしは本気で思っています。
わたしもしんどかったんですよ。中途半端なかんじがずっと続くって、ずっとモヤモヤ、イライラが続くってことなんです。つらいんです。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
ではでは、他の子育て&仕事の記事書いてるのでぜひ遊びにきてくださいね。